2016本屋大賞受賞作品が発表されました!!
宮下奈都「羊と鋼の森」〈文藝春秋〉1620円(税込)です!!!

「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2016年本屋大賞」の発表会が、4月12日(火)明治記念館にて行われました。一次投票には全国435書店552人、二次投票には276書店より331人もの投票がありまして、二次投票ではノミネート作品をすべて読んだ上でベスト3を推薦理由とともに投票しました。勿論、宮脇書店からも複数投票に参加させてもらっています(^0^)
その結果、2016年本屋大賞は宮下奈都先生の「羊と鋼の森」に決まりました!
これまでも、宮下先生は何度か本屋大賞ノミネートに選ばれたことのある方でしたが、今回が初受賞となります。また、今回の「羊と鋼の森」はこの間の直木賞を惜しくも受賞逃した作品でもあり、幅広い年代の老若男女のお客様に受け入れられる物語ではないでしょうか?
ピアノの調律という仕事に見せられた外村青年の、優しく静かで、何か大きな力を感じさせる所のある美しい成長物語です。
以下に本屋大賞の順位と、同時に行われた翻訳部門の受賞作品を紹介しておきます。
< 2016年本屋大賞 >
1位「羊と鋼の森」宮下奈都/文藝春秋
2位「君の膵臓をたべたい」住野よる/双葉社
3位「世界の果てのこどもたち」中脇初枝/講談社
4位「永い言い訳」西川美和/文藝春秋
5位「朝が来る」辻村深月/文藝春秋
6位「王とサーカス」米澤穂信/東京創元社
7位「戦場のコックたち」深緑野分/東京創元社
8位「流」東山彰良/講談社
9位「教団X」中村文則/集英社
10位「火花」又吉直樹/文藝春秋
< 2016年翻訳小説部門 >
1位 「書店主フィクリーのものがたり」 ガブリエル・ゼヴィン著、小尾芙佐訳/早川書房
2位 「国を救った数学少女」 ヨナス・ヨナソン著、中村久里子訳/西村書店
2位 「紙の動物園」 ケン・リュウ著、古沢嘉通訳/早川書房
3位 「服従」 ミシェル・ウェルベック著、大塚桃訳/河出書房新社
3位 「歩道橋の魔術師」 呉明益著、天野健太郎訳/白水社
(翻訳小説部門は2位と3位は同着で2作品ずつありました)
是非、店頭にお越しくださいませ!!

3年ぶりの、あの祭が始まります!!!
3月20日から、いよいよ瀬戸内国際芸術祭が始まります!!
『海の復権』をテーマに、現代アートの数々が瀬戸内の島を彩る、日本のみならず世界規模のアートのお祭を待ち望んでいた方も、多いのではないでしょうか?
期間は春:3/20から4/17、夏7/18から9/4、秋10/8から11/6で、瀬戸内海に浮かぶ12の島で開催されます。
前回参加した方も、今回始めての方も是非参加してほしい、誰もが楽しめるアート祭です(^0^)
そして、そのガイドブックとしてこの上なく役に立つ公式本が、発売となりました。
「瀬戸内国際芸術祭2016公式ガイドブック」1400円(税込)
前回の芸術祭に参加した時、本当にボロボロになるまで利用させてもらった、これがないと困る!ぐらいのガイド本なので、購入を真剣にオススメ致します。
読めばますます、自分が何を観たいか、どの島に行きたいかが見えてきますよー!!
