第155回直木賞・芥川賞の受賞作品候補が決定しました!!
直木賞候補作品は以下の作品です。
伊東潤 「天下人の茶」(文藝春秋) 1620円(税込)
天下人となった秀吉と、『茶の湯』文化を創生した千利休。果たして2人の関係は、そして利休の死の真相とは!?
荻原浩 「海の見える理髪店」(集英社)1512円(税込)
伝えられなかった言葉、忘れられない後悔、それぞれの『家族』の切ない物語、全6篇。
門井慶喜「家康、江戸を建てる」(祥伝社) 1944円(税込)
低湿地の広がる田舎の土地を見たとき、彼は何を考えたのか―?強大な江戸幕府を作り上げた天下人・徳川家康の壮大なプロジェクト計画を考察する物語!!
原田マハ「暗幕のゲルニカ」(新潮社) 1728円(税込)
反戦のシンボルにして20世紀を代表する名画であるピカソのゲルニカ。2003年のある日、忽然と姿を消した―誰が、ゲルニカを隠したのか!?
湊かなえ「ポイズンドーター・ホーリーマザー」(光文社) 1512円(税込)
母と娘、姉と妹、ライバル同士、女友達、男と女…人と人の間に潜む嫉妬や悪意、憎しみといった負の感情がおりなす、サスペンスミステリー!
米澤穂信「真実の10メートル手前」(東京創元社) 1512円(税込)
高校生の心中事件。二人が死んだ場所の名をとって、それは恋累心中と 呼ばれた。週刊深層編集部の都留は、フリージャーナリストの太刀洗と 合流して取材を開始するが…太刀洗万智シリーズ最新刊!
なんと、今回は候補者全員が今まで直木賞候補に上がったことのある実力派作家揃い!という強豪ひしめく直木賞となりました。一体誰か受賞の栄冠を手にするのか、正直全く想像つかない程です。
そして、芥川賞候補作品は、以下のように決定いたしました。まだ書籍化はしておりません。
今村夏子 「あひる」(たべるのがおそいvol.1)
高橋弘希 「短冊流し」(新潮1月号)
崔実 「ジニのパズル」(群像6月号)
村田沙耶香 「コンビニ人間」(文學界6月号)
山崎ナオコーラ 「美しい距離」(文學界3月号)
山崎ナオコーラさんは芥川賞候補常連で既に有名な作家であり、 村田沙耶香さんは三島由紀夫賞受賞作家として有名な方です。個人的にはベテラン作家勢の度肝を抜いたという『ジニのパズル』も、衝撃的な小説だったので、どの作品がとるかこちらも予想がつきません。
直木賞芥川賞、どちらも発表は7月19日(火)夜に決定します。
要注目です!!

池井戸潤
陸王
集英社
価格1,836円(本体1,700円+税)
発行年月2016年07月08日
勝利を、信じろ――。
足袋作り百年の老舗が、ランニングシューズに挑む。
埼玉県行田市にある「こはぜ屋」は、百年の歴史を有する老舗足袋業者だ。
といっても、その実態は従業員二十名の零細企業で、業績はジリ貧。
社長の宮沢は、銀行から融資を引き出すのにも苦労する日々を送っていた。
そんなある日、宮沢はふとしたことから新たな事業計画を思いつく。
長年培ってきた足袋業者のノウハウを生かしたランニングシューズを開発してはどうか。
社内にプロジェクトチームを立ち上げ、開発に着手する宮沢。
しかし、その前には様々な障壁が立ちはだかる。
資金難、素材探し、困難を極めるソール(靴底)開発、大手シューズメーカーの妨害――。
チームワーク、ものづくりへの情熱、そして仲間との熱い結びつきで難局に立ち向かっていく零細企業・こはぜ屋。
はたして、彼らに未来はあるのか?
ただいま書店にて、今後映像化される原作本&関連本が好評発売中です!
是非チェックしてみてくださいませ(^0^)/
川村元気「世界から猫が消えたなら」の実写映画が、いよいよ5月14日(土)公開です!!

「世界から猫が消えたなら」は2012年刊行以来、老若男女多くの読者に支持されているロングセラー小説です。
ある日、突然“死”を宣告された青年の元に『悪魔』が現れ、世界から何かを消せば、寿命が1日伸びるという。彼は“何”を消していくのか…。切ないながら、大きな感動がラスト胸に溢れてくるような小説です!是非原作を手に取ってみてくださいませ。
事件はまだ、終わっていない――横山秀夫「64」実写映画の前編が5月7日(土)、後編が6月11日(土)公開です!!

重厚な刑事ドラマの名手で知られる作家・横山秀夫による警察組織と人々の合間を漂う緊張感が漂う、傑作小説、昨年ドラマ化、そしてついに豪華キャストでの実写映画化を果たしました!
元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。記者クラブと匿名問題で揉める中、“昭和64年”に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件への警察庁長官視察が決定するが―!?
クライマックスは、正直本を持つ手が震えました。
原作ありきの映画です、是非手にとってみてくださいませ。
女子なら誰もが虜に!?
有川浩「植物図鑑」の実写映画が、6月4日(土)公開です!

「図書館戦争」シリーズなどで、もはや知らない人はいない作家・有川浩が贈る“ベタ甘”な恋愛小説が、ついに実写映画化となりました!
ヒロインには、いま朝ドラで人気の高畑充希、相手役にはEXILEの岩田剛典、原作者も喜ぶキャストとなっています。
『お嬢さん、良かったら俺を拾ってくれませんか?噛みません。しつけの出来た良い子です。」ある夜そんな台詞を言って笑いかけてきたイケメンを拾ったヒロイン。それから始まる2人生活は、異様に植物に詳しい彼との思いがけないほどに楽しい毎日となるのだが―。
とにかく、甘いです!!
衝撃のミステリーコミック、清水玲子「秘密」が実写映画化に!8月6日(土)公開です!!

21世紀後半の日本、死んだ人間の脳を120%活性化させることで、生前の記憶を視覚化する技術が出来、記憶を映像として再現できる時代に。警察内にある『第九』と呼ばれる部署は、秘密保護法の下、これを利用したMRI捜査を導入して、難事件を解決していた。
そこに配属された新人の青木と、壮絶な過去を持つ第九の美貌の室長・薪は迷宮入りとなった猟奇事件の捜査を進めるのだが―!?
架空未来社会で起きる壮絶な戦い、映像の前に是非、原作を見てみてはいかがでしょうか?

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