宮脇書店「本」BestSelectionミヤボンついに発表!!
宮脇書店大賞“ミヤボン”
2014年1月から2015年8月までに発行された書籍の中から
パートアルバイトを含む全従業員がそれぞれのオススメ本を推薦。
総応募1,182通の推薦文にすべて目を通した選考委員により
「”今、あなたに一番読んでほしい本” 」上位10点が選定されました。
記念すべき
第一回“ミヤボン”大賞受賞作品を発表!!
…する前に、大賞受賞作品へ寄せられた宮脇書店店員コメントをご紹介します
「読んだ後、たった今生きている今日を、そしてもし明日が来るなら
明日も、そばにいる人を大切にしたいと思える作品です。」(徳島本店)
「成長物語でもあり、ラブストーリーでもあるこの小説に、
きっと貴方も胸がヒリヒリ痛み、キュンとし、その後涙する。
読後に爽やかな風が心を吹き抜ける、珠玉の一冊です」(川東店)
「タイトルからは想像もつかない「甘く」「苦い」物語です。」(泉ヶ丘店)
「“たべたい”という衝撃的な言葉の意味を知った瞬間、胸が熱くなり瞼が震えました。
あまりに純粋で拙く、それでいて美しい青春と恋が存分に描かれています。」(本店)
宮脇書店員絶賛の、大賞受賞作品はこちらの作品です!!
「君の膵臓をたべたい」
双葉社 刊 住野よる 著
価格1,512円(本体1,400円+税)
発行年月 2015年06月
判型 B6 ISBN 9784575239058
偶然、僕が拾った1冊の本。
それは、クラスメイトである山内桜良が綴っていた秘密の日記帳だった…。
“名前のない僕”と“日常のない彼女”、そんなふたりが織りなす物語。圧倒的デビュー作。
続きまして
“ミヤボン”大賞受賞は逃したものの
イチオシの良作ばかり!注目の第2位から第10位までを一気に発表させていただきます
“ミヤボン”第2位
「人間の分際」
幻冬舎新書 曽野綾子 著
価格 864円(本体800円+税)
発行年月2015年07月
判型 新書
ISBN 9784344983847
スポーツの世界では「努力すれば必ず報いられる」などという美談が溢れている。
しかし著者の八十余年の体験によれば、いくら努力してもダメなことは実に多いという。
つまり努力でなしうることには限度があり、人間はその分際(身の程)を心得ない限り、決して幸福には暮らせないのだ。
「すべてのものに分際がある」「老いと死がなければ、人間は謙虚になれない」
「誰でも人生の終盤は負け戦」「他人を傷つけずに生きることはできない」
「『流される』ことも一つの美学」「老年ほど勇気を必要とする時はない」等々、
作家として六十年以上、世の中と人間をみつめてきた著者の知恵を凝縮した一冊。
宮脇書店員コメント
「私たちはどうあがいたって『人間』だから。ならば人間の分際をわきまえて、自分らしく生きようじゃないの、と著者に肩を叩かれたような気持ちになります。きっと自分にピッタリ合う言葉が本の中に見つかるはずです。」(本店)
“ミヤボン”第3位
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」
宝島社文庫 七月隆文 著
価格724円(本体670円+税)
発行年月2014年08月
判型文庫
ISBN 9784800226105
京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。
高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。
気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて―。
「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」
奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。
彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。
宮脇書店員コメント
「彼女の流したすべての涙に意味があった
最初のシーンから集中して読んで下さい!それがラストシーンです
こんな作品が好きな人にオススメ!
「陽だまりの彼女」「たんぽぽ娘」」(浦添店)
「「二度目」を読むのがこんなに切ない本は初めてです。」(泉ヶ丘店)
「ああ、よくある若い男女の青春ものでしょ?と軽く考えたら脳天打ち抜かれます。
全く予想外の事実が登場人物だけでなく読者を驚かせ、読後切なさに胸を締め付けられます。」(本店)
“ミヤボン”第4位
「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話 文庫特別版」
角川文庫 KADOKAWA刊 坪田信貴 著
価格 562円(本体520円+税)
発行年月2015年04月
判型 文庫
ISBN 9784048650953
「死ぬ気で頑張るって、意外といいもんでした」
一人の塾講師との出会いが、偏差値30の金髪ギャルとその家族の運命を変えた
―坪田先生とさやかちゃんの1年半にわたる苦闘と慶應義塾大学現役合格までの奇跡をつづった、笑いと涙の実話が待望の文庫化。
単行本版からストーリー部分だけを抜き出した、物語を楽しみたいあなたへ贈る特別版。
読んだらきっと「ゼッタイ無理」に挑んでみたくなる、勇気をもらえる青春ストーリー!
宮脇書店員コメント
「従来の単行本からストーリーを重視した掲載にしている文庫版は、ビリギャル初心者にはピッタリな一冊です!これを家族で廻し読みをすれば、もっと絆が深まるのでは?」(本店)
「一人の塾講師との出会いが、こんなにも1人の少女の運命を変えるとは!!
出会いは本当に大事だと思いました。
「ゼッタイ無理」に挑む勇気は、いくつになっても持ち続けていたいと、改めて思いました。」(大洲店)
“ミヤボン”第5位
「烏に単は似合わない」
文春文庫 文藝春秋刊 阿部智里 著
価格724円(本体670円+税)
発行年月 2014年06月
判型 文庫
ISBN 9784167901189
間の代わりに「八咫烏」の一族が支配する世界「山内」で、世継ぎである若宮の后選びが始まった。
朝廷で激しく権力を争う大貴族四家から遣わされた四人の后候補。
春夏秋冬を司るかのようにそれぞれ魅力的な姫君たちが、思惑を秘め后の座を競う中、様々な事件が起こり…。
史上最年少松本清張賞受賞作。
宮脇書店員コメント
「脅威の新人、最年少で松本清張賞を受賞した著者のデビュー作品です。ファンタジックといっても良い世界観なのに、丁寧に描かれた美少女達のドロドロ感はまさに受賞も納得でした!!」(本店)
「初めてに取った時は普通のファンタジーだと思っていたのに、読み進めるほど、物語は色を変え、いつの間にかミステリーの世界に惹き込まれてゆきました。
最後の最後まで予想通りにならない展開で、読み終わった後、ふぅと息をついてしまいました。
新感覚のストーリーは、ファンタジー好きにも、ミステリー好きにも満足できると思います!」
(阿南店)
“ミヤボン”第6位
「漂流郵便局 届け先のわからない手紙、預かります」
小学館 刊 久保田沙耶 著
価格1,296円(本体1,200円+税)
発行年月 2015年02月
判型 B6
ISBN 9784093884020
届け先不明の想いが流れつく郵便局の物語
恋人へ、10年後の孫へ、がんで急逝した夫へ、
11歳で天国に行ってしまった息子へ、祖父母の愛犬へ、ボイジャー1号へ・・・。
心に響き、心を揺さぶる手紙69通を収録。
これらは瀬戸内海の小さな島・粟島にある、不思議な郵便局に寄せられた手紙。
瓶に詰められた手紙が海を漂うように、
届けたくても届け先がわからない想いがブリキの私書箱に集まる。
その名は「漂流郵便局」。
旧粟島郵便局を現代アートとしてよみがえらせたものだ。
胸の内に秘めた想いが綴られた手紙と、瀬戸内国際芸術祭作品としての精巧なしつらい、ゆったりと時がすすむ粟島の佇まい…。
涙とともに、なぜか懐かしく心地よく癒される世界へと、読む人を誘う。
宮脇書店員コメント
「届けたくても届けられない想いたち。読むと胸がいっぱいで涙が出てくる。
想いはもう届いてるんじゃないかな?」(徳島本店)
「今は逢うことの出来ないたくさんの人や物、
“逢いたい”の想いを受け止めてくれる場所を、この本で見つけました。」(サンポート店)
「瀬戸内国際芸術祭でも話題だった作品を、1冊の本に。
誰にでも出すことのない大切な『手紙』がある、その手紙を託せる場所があるとしたら―?
本書に掲載してある手紙はどれも、それぞれの“想い”が詰まっています。」(本店)
“ミヤボン”第7位
「ゆるい生活」
朝日新聞出版 刊 群ようこ 著
価格 1,512円(本体1,400円+税)
発行年月 2015年01月
判型 B6
ISBN 9784022512499
体調には気をつけていたつもりなのに、ある日突然、とても立ってはいられないような強烈なめまいにおそわれた著者。
これはまずいと駆けこんだ漢方薬局。そこでの体験が、著者のココロとカラダを少しずつ変えていく……。
体質改善していく様子を丁寧に綴った実録エッセイ。
宮脇書店員コメント
「幅広い世代の女性に人気の群ようこ先生、漢方薬局に通うことに!?そこで変わっていく生活の様子が読みやすく綴られています。言われてみれば、自分の体のこと案外分かってなかったような気がしました。」(本店)
「薬局で処方される袋のような装丁に惹かれ、初めて群ようこさんの本を読みました。
体の不調の改善の為、とても痛いリンパマッサージを週1で受け、大好きな甘いものを我慢しなければならない自身のことを自虐的な笑いにする話や、通っている薬局の先生から聞いた漢方をはじめとする東洋医学の話等、興味深く読むことができました。
甘い物や水分の取り過ぎによる体への悪影響が繰り返し書かれており、読んだ当日はどちらも控えてしまいました。漢方ですべての人が群さんのように良くなるわけではありませんが、自身の生活習慣を見直す一冊になります。
年齢を重ねると共に出てくる、ちょっとした不調を感じる方にオススメ致します。」(糸満店)
“ミヤボン”第8位
「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」
ワニブックス刊 佐々木典士 著
価格1,080円(本体1,000円+税)
発行年月 2015年06月
判型 B6
ISBN 9784847093463
モノを最小限に減らすミニマリストという生き方。常識にとらわれない豊かな暮らし。
できるだけ多くのモノを手に入れるのが唯一の正解だった時代はもう終わった。
他人の視線ばかり気にした世界から、自分の声に耳を澄ませてみること。
持ちモノを最小限に減らす、ミニマリストという生き方を紹介する。
宮脇書店員コメント
「モノがないすっきり生活を送ろう。
なるほど、納得な捨てる方法99ページを見よ。これであなたもミニマリスト!」(泉ヶ丘店)
「香川県出身の出版社勤務である著者が提示する生き方。それは、持ち物を最小限にしていくという『ミニマリスト』というもの。
なぜだろう、モノがいっぱいあった時よりも、今のほうが幸せなのは・・・その秘密がここに!」(本店)
“ミヤボン”第9位
「満願」
新潮社刊 米澤穂信 著
価格 1,728円(本体1,600円+税)
発行年月 2014年03月
判型 B6
ISBN9784103014744
人を殺め、静かに刑期を終えた妻の本当の動機とは―。
驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や在外ビジネスマン、美しき中学生姉妹、フリーライターなどが遭遇する6つの奇妙な事件。
入念に磨き上げられた流麗な文章と精緻なロジックで魅せる、ミステリ短篇集の新たな傑作誕生。
宮脇書店員コメント
「2014年冬、数々のミステリー賞をとり直木賞候補にもなった珠玉の短編集です。それぞれ毛色が違うミステリなのに、どれも最後の最後でゾワッとさせられてしまいます。ミステリ初心者にも是非読んで欲しい一冊です!」(本店)
「リアルな人間描写。最後まで話の行方がわからない…。
他の作品も読んでみたくなる短編ミステリ集」(徳島本店)
「6つの事件を描いたミステリ短編集。
流麗な文章と、精緻なロジックで描かれた事件に魅せられること間違いなし」(鳥取店)
“ミヤボン”第10位
「生還者」
講談社 刊 下村敦史 著
価格 1,728円(本体1,600円+税)
発行年月 2015年07月
判型 B6
ISBN 9784062196116
ヒマラヤ山脈東部のカンチェンジュンガで大規模な雪崩が発生
4年前に登山をやめたはずの兄が34歳の若さで命を落とした。
同じ山岳部出身の増田直志は、兄の遺品のザイルが何者かによって切断されていたことに気付く。
兄は事故死ではなく何者かによって殺されたのか―?
相次いで二人の男が奇跡の生還を果たすが、全く逆の証言をする。
どちらの生還者が真実を語っているのか?
兄の死の真相を突き止めるため、増田は高峰に隠された謎に挑む!
新乱歩賞作家、3作目の山岳ミステリー!
宮脇書店員コメント
「なぜ、兄は再び山に登り還らぬ人になってしまったのか―。
人は山に登る、そして山に魅入られた人々がその場で窮地に陥ったとき、何が起きるのか?
始めに注意しておきますが、読み始めたら手を止めることが出来なくなります。」(本店)
“ミヤボン”は宮脇書店各店店頭にて開催中です!!
気になる本がございましたら
是非店頭へお越しください