ハニオ日記 I 2016-2017(扶桑社)
- ジャンル
- 本
- タイトル
- ハニオ日記 I 2016-2017(扶桑社)
- 著者
- 石田ゆり子
- 出版社
- 扶桑社
- 価格
- 1,980円
- 発売日
- 2021年5月31日
- 販売状況
- 好評販売中
- ISBN
- 9784594087883
[日販商品データベースより]
渡って点描し続けた
日々の記録。
彼女と動物たちの「なんでもない」毎日。
「日々は続いていく。悲しみも喜びも飲み込んで。
そして今日も朝日は昇るのです」
この本で著者が伝えたかったことは、この言葉に尽きる。
「ハニオ日記」は石田ゆり子が2016年から始めたインスタ
グラムに投稿してきた日々の記録を全3巻にわたりまとめたものです。
ハニオというのは彼女が共に暮らす複数の猫たちの中の一匹である、茶トラの牡猫の名前
です。ハニオの視点から世の中をシュールに見つめた「ハニオ日記」はハッシュタグをつけ
てインスタグラムの中で連載され、多くのファンの心を掴み続けています。(現在も連載中)
「ハニオ日記」というタイトルはそのハッシュタグのみならず石田ゆり子の世界観を代弁
している言葉なのです。著者である石田が本書の中で描きたかったのは目に見えない「時間」
というもの。
「誰にでも平等に流れていく時間というものを描く術は、日々の些細なことを正直に綴っ
ていくしか方法がないのです。わたしが文章を書くのが好きなのは一瞬一瞬の積み重ねだ
けが時間を描き出す手段だと信じているからなのです(著者)」
人間ひとりと「毛だらけの彼ら」との5年間の記録は膨大な量の写真と膨大な量の正直で独
特な文章で綴られています。どこから開いても楽しめる作りになっており、老若男女全ての
皆さんにお勧めしたい。
「どうぞあなたの本棚に末長く置いてあげてください(著者)」。